今回は、今まで何度泣かされてきただろうか・・・・と、思ってしまうシャッフルビートの記述についてご説明したいと思います。
楽譜の一番初めに、8分音符2個がイコールで4分音符と8分音符で表記されているのを見たことありますか?
ベーシストのヨッシーはいつも、「来たか・・・」と思うように、はっきり言って要注意な表記です!
楽譜どおりに解釈すると「2連の8分音符が4分音符と8分音符の意味ですよ」という意味で、へー、「ドードッ」って弾けばいいのかと思いがちですがここには大きな間違いが。。。。。
この表記が意味することは「ハネて弾いてください」という事になりバックビートを意識して演奏するということになります。
日本人に馴染み深いバックビートというと「盆踊り」!!「ドゥゥーーダァ、ドゥゥーーダァ」といったちょっとゆっくりした感じなのですがビート的にはベターーーという感じで平たい調子になります。
これは、日本人が「おはよう」の「good morning」と発音すると「グッドモーニング」と発音しますが、アメリカ人は「ッドモーニン」と母音を強調したバッグビートで発音するように日本人は前にアクセント、英語圏は後ろにアクセントと文化の違いがあるのが違いのようです。
したがって、この表記には「文化の違い」が込められているわけで単にリズムを4分8分に変更するだけでなく、その曲を演奏する人のリズムの考え方、アクセントにも注意を向ける必要があります。「自分はこう思うでは」なかなかうまくいきませんね。。。なのでこういった曲の場合は、とにかく一緒に演奏する人のリズムをよく聞いてよりよいリズムを目指すのが一番必要になります。
外国の方は、「足音でどこの人かわかる」という方もいるくらい、リズムというのは体に染み付いたものなんですね~
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