拍子記号の読み方、3回目は二分音符を単位としたものを紹介します。
まずは2分の2拍子。
in 2(イントゥ)と呼ぶこともあります。
1小節のなかに2分音符が2つ入ることを示します。
サンバやボサノバはほとんど2拍子です。
拍子記号の読み方、3回目は二分音符を単位としたものを紹介します。
まずは2分の2拍子。
in 2(イントゥ)と呼ぶこともあります。
1小節のなかに2分音符が2つ入ることを示します。
サンバやボサノバはほとんど2拍子です。
Feliz ano novo! 新年明けましておめでとうございます。
2009年ブログ初めは楽譜の読み方です。
この連載を最初から読んでいる方は、かなり楽譜に強くなったのでは。
今日は前回に続き、拍子記号をご紹介。八分音符を単位としたものをピックアップしました。
8分の3拍子 ...1小節の中に8分音符が3つ入ることを示します。
今週から拍子記号を解説します。ト音記号の横に書いてある4/4とかいうやつですね。。
分母は拍の単位、分子は一小節の拍数を表します。
今日は分母が四分音符のものをまとめてみました。
4分の4拍子 ...1小節の中に4分音符が4つ分入ることを示します。
Cはcommon timeのCをとったものです。
今日解説するのは「fine」です。
ファインじゃないですよ、フィーネと読みます。
この記号があるところで、その曲の演奏が終わりになります。
D.C.やD.S.で曲のはじめや途中に戻って演奏したあと、Fineと表記されているところで演奏を終わります。フェルマータがついている場合は、省略されることもあります。
fine(フィーネ)はイタリア語でendの意味。イタリア映画のラストにfineと出てくるのはそのため。
ちなみにポルトガル語ではO fimです。
さて反復に関する記号はこのくらいにして、次回からは違うタイプの記号を紹介していきますよ。
忘れた頃にやってくる「楽譜の読み方」。
今回とりあげるのはcodaとto codaです。
codaは「末尾」「最後部」という意味で、クラシック音楽では、楽曲の最後に曲全体を締めくくるためにつけられた部分のことをいいます。
Led Zeppelinに「Coda」というアルバムがありますが、これは彼らの最後のアルバムだからそう命名したんですね。
さて、実際の楽譜ではどのように使うかといいますと、以下の通り。
曲の途中から別の場所へとんで演奏する場合に、「どこからどこへ」進むかを示します。
D.C.またはD.S.(詳しくはこちら)したあと、to codaからcodaへと進みます。
バンドスコアなどは、必ずといっていいほどこの記号出てきますんで、要チェキラですぞ。
前回のリピート記号に続いては、「1番括弧」「2番括弧」です。
リピートでくり返して演奏するときに、最後の部分(1~数小節のことが多い)だけ内容が異なる場合に、この記号を使います。
ん、よくわからない?見ればわかるさ!
(a)の場合は、2回目は1.の部分は演奏せずに。2.を演奏します。
(b)の場合は、1,2回目は1.2.を演奏し、3回目はその部分を演奏せずに3.へと進みます。 繰り返しなんだけど、最後だけ微妙に変えて次のパートへ移る曲って多いですよね。
小田和正の定番「ラブ・ストーリーは突然に」もAメロの2回目を微妙に変えて、効果的にBメロへと移っています。
予想を裏切るサプライズ、心憎い演出です。
コード・チェンジも突然に?
元気があれば楽譜も読める!
今週から反復に関する記号を解説していきます。
まずはおなじみのリピート記号。
いざ楽譜の中で見ると、慌てちゃったりしますが、落ち着いて見れば簡単です。
リピート記号の間をくり返して連想します。例(b)のように、曲に始めに戻ってくり返す場合は、最初の記号は省略されることが多く、例(c)のようにリピート記号が連続する場合は、細い線は省略することが多いようです。
慣れないうちは、演奏する前にA-B-C-D-C-Dという風に書き出してみるといいでしょう。僕の友人は楽譜に弱い人が多いので(苦笑)、何年経ってもそうしてる人多いですよ。
みなさんは覚えましょうね。
今回はスタッカート(staccato、stacc.)です。
この記号のついた音符は、短く切って演奏します。
イメージとしては、楽譜には書かれていない休符が、記号のついた音符の後に入る感じです。記号のついた元の音符の長さの半分くらいに短く切って演奏するのが、定番のようですが、曲のテンポや雰囲気によって自由に解釈できます。
スタッカートはリズムが命ですね。ロックやHip Hopはもちろん、私の故郷のサンバやレゲエ、スカにも多用されます。クラシックではピチカートが典型的かな。
ノリを感じてプレイしましょう。
今週は「グリッサンド」表記を紹介しましょう。
バンドマンの間では略して「グリス」と呼ぶことが多いですね。
グリッサンドは高さの異なる二つの音の間をなめらかに演奏することを意味します。先週の「アルペジオ」が一音一音聞き取れるのに対して、グリッサンドは二つの間の音を一気に弾くので、音が徐々に高く、または低くなるように聞こえます。
例のように二音だけを表記する場合と、間の経過音を全て表記する場合があります。
ピアノで格好よくグリッサンドするのは意外と難しいですが、ギターやハープのような弦楽器は比較的簡単に演奏できるようですね。ディストーションで歪ませたギターのグリッサンドは実にエキサイティング!
グリッサンドを効果的に使って、演奏を盛り上げましょう。
今週はギターを弾いている方にはおなじみの「アルペジオ」表記をご説明いたします。曲の終わりとかに、音符に波線がついているアレです。
この記号は和音の記号の横に書かれるのですが、この波線がついた場合、和音を同時に弾かず上から順番に音を分けて演奏するということになります。
ギターは和音をゆっくりとストローク、ピアノは指を流れるように置いていき、和音なんだけれど
微妙にずらします。よく、曲の終わりによくある「ジャララン~」という音ですね。
これを、譜面で表記しようと思うと大変!
実際に譜例として作ろうとしたら、「ジャララン」の「ジャラ」は何分音符で表現すればいいのか、
和音になったときの音の長さは・・・・と考えはじめるとキリがなく非常に悩んでいたら、他の
スタッフより「アルペジオ記号つければいいんじゃない?」とそもそも論。。。。
たかが波線1本でも、音楽記号は深いですね~
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