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2008年7月31日 (木)

お知らせ

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今回は案外見落としがちな「タイ」と「スラー」についてご説明いたします。
音符を線で結び付けているこの音楽記号。でも意味は全然違います。

見分け方は同じ高さの音をつないでいるかどうかを見てみましょう。
同じ音をつないでいる場合は「タイ」、違う音をつないでいる場合は「スラー」となります。

タイには弧線でつながれた音符をひとつの音として演奏します。したがって↓のような譜面があったとすると8分音符ではなく4分音符として演奏してくださいという意味になります。

20080731_02

それならば、初めから演奏する音符の長さで書けばいいじゃないか?と思うことありますよね。
しかし、結構このタイを全部通常の長さの音符で表記されると、リズムがわかりにい譜面になるんですよね。。下の譜面は、両方とも同じ音符を現していますがぱっと見、右の譜面のほうがリズムがわかりやすくないですか?

20080731_04

また、それ以外にも、タイを使うことによって、通常の音符では表現できない長さの音符を作ることができます。音符で一番長い音符は全音符ですが、2小節ぐらい同じ音を鳴らしっぱなにしたい場合、全音符では表記することができません。そこでタイを使って音をつなげてあげることにより2小節の音符を作ることができます。

次にスラーですが、スラーは「タイ」の音符の長さとは違い、この記号のつけられた範囲の音符は音と音の間を滑らかに演奏するという演奏方法になります。
このように、演奏方法になりますので、滑らかに演奏するということだけでなく、フレーズのひとくくりや、メロディの区切りとしても表記されることがあります。
したがって、タイが書かれた場所にさらに「スラー」が表記されるという事も当然ありえますね。

20080731_05

音の長さは「タイ」、演奏方法は「スラー」と覚えておきましょう!

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