ヤマチョイでもご紹介していますが・・・富士ゼロックスのテレビCM、ご覧になりましたか?ピアノ好きな人、クラシックファンの方には、すっかりお馴染みの曲ですね。リストの『ラ・カンパネラ』。泣きたくなるくらい難しい曲ですが、いつか弾いてみたい!そんな曲です。練習している間は、なかなか弾けなくてリストを恨みたくなります・・・。(^^;
ぷりんと楽譜では、ちょっと易しいアレンジになっているので、頑張れば弾けるかも!?
『カンパネラ』というのは鐘を意味しているらしいのですが、確かに、右手のフレーズは鐘が鳴り響いているような、そんな雰囲気の曲ですね。
それまでの音楽は宮廷などで演奏されることが主だったのですが、リストの時代はステージでどれだけ華やかな演奏を披露するかということが主となり、度々ピアニスト達の演奏バトルが行われたようです。
リストもそんなピアニストの1人。誰も弾けないような難曲を作曲し、誰にも勝る超人的なテクニックで、演奏旅行に行く先々で絶賛を浴びたのだそうです。時にはあまりに凄いテクニックで演奏中にピアノを壊してしまう・・・なんてエピソードもあります。
リストは驚くべきピアノの腕前だけでなく、ハンサムで男前。女性達にも大人気で、デビューするや否や一躍社交界の人気者としてもてはやされたんですって!
『ラ・カンパネラ』は、『パガニーニによる超絶技巧練習曲集』の中の1曲。パガニーニというのは、バイオリニストの名前なんです。パガニーニのバイオリン演奏を聴いたリストは、その超絶技巧に驚き、彼の曲をピアノ用に編曲を決意。そうして生まれたのが、この『パガニーニによる超絶技巧練習曲集』なんです。それにしても、超絶技巧って・・・・すごいタイトルです。
他にも、リストの作品には『愛の夢』、『ため息』などがあります。どれも、ため息が出そうな難曲ですが・・・。
<今回ご紹介した楽譜>
●ラ・カンパネラ /Franz Liszt ( ピアノ / ソロ用 )
●ラ・カンパネラ 「パガニーニによる超絶技巧練習曲集」より /Franz Liszt ( ピアノ / ソロ用 )
●ため息 /Franz Liszt ( ピアノ / ソロ用 )
●愛の夢 第3番 /Franz Liszt ( ピアノ / ソロ用 )
●愛の夢 第3番 /Franz Liszt ( ピアノ / ソロ用 )
●愛の夢 /Franz Liszt ( ピアノ / ソロ用 )
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